- 横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
- シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
ニッタ マガジン
ニッタ マガジン Vol.728 2025.03.17
横浜未来の文化ビジョン策定への視点
先週に続き、令和7年度予算案のにぎわいスポーツ文化局審査の報告です。
横浜市では2004年に有識者で構成された委員会から「文化芸術創造都市の形成に向けた提言」を受けて、文化芸術創造都市施策をスタートさせ、20年が経過しました。
文化芸術の創造性をまちづくりに生かし、市民の活力を引き出し、産業を育み、多くの人を惹きつける都市の新しい魅力をつくることを目指し施策を進めてきました。
今後の文化芸術創造都市施策のあり方を考えていくため、この20年の取組の成果などを問いました。
歴史的建築物や古い倉庫、空きオフィス等を活用してアーティストやクリエイターが創造的活動を行う「創造界隈」の形成については、遊休不動産が活用され、関内地区の空室率が改善に繋がっています。
また、映像文化都市づくり推進事業では、東京藝術大学大学院映像研究科が設置され、作品展覧会の定期開催や修了された方々が国際的に活躍されているとのこと。
一方で、「創造都市」という都市像が市民の中で共有されているとは言い難く、来年度から策定を始める「横浜未来の文化ビジョン(仮称)」では、新たな方向性を示すべきと主張しました。市民生活に近い場所での取組や、文化芸術分野での気候変動対策の具体的な施策を盛り込むべきであり、文化を花開かせ、都市の力を高めるためには長い時間をかけて取組む視点を取り入れることが必要と考えます。
仁田まさとしは、創造都市の形成に取組みます。