横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
Top > コラム > 臨時会で選挙区の不均衡を是正する議員定数条例が可決

■ 臨時会で選挙区の不均衡を是正する議員定数条例が可決

  1月18、横浜市会の臨時会が開催されました。議員総定数を現行の92に据え置き、昨年の国勢調査結果に基づく比例配分により「3増3減」し選挙区の不均衡を是正する、条例改正案が議員提案され、採決の結果、全会一致で可決されました。
 これにより、中、青葉、都筑区で一議席増え、旭、磯子、金沢区で一議席減することになります。
 昨年、議会のあり方調査会は、議長からの諮問に対し、総定数は「意見の一致を見出せなかった」、投票価値の公平性の確保を重視して「人口比例に沿った配分とするべき」との答申を行いました。第3回、第4回定例会において自民、民主、公明よりそれぞれ異なる総定数の改正案が出されましたが何れも否決され、今回はその答申に基づき、現行総定数による格差を是正する改正案が提出されたもので す。
 現在、横浜市では議員定数一人あたりの人口は、38,900人と全国の政令市の中でも突出して多く、市民意見の反映のあり方が議論されてきました。一方では行政改革と同様に議会の改革も求められ、これまで法定上限の96から現行の92に削減されてきました。
 今後も、社会的趨勢の中で削減を視野に、議員定数のあり方を検討すると共に、市民の付託に一層応えるために、議会の調査機能や立法政策機能を拡充する必要があると考えます。