横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
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■「がん対策」について研究会を開催

7月1日の夕刻より都内において、東京大学医学部付属病院の放射線科准教授(緩和ケア診療部長)である中川恵一氏を講師にお招きし、「がん対策」について研究会を開催しました。

中川准教授の著作による「がんのひみつ」(朝日出版社)を教材として、がんの発生メカニズムや「日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬ」という「日本は世界一のがん大国でも、がん対策の後進国」との現状が示されました。さらに「がん治療の3つの柱は、手術・放射線治療・抗がん剤」であり、近年の日本人の発症部位の傾向から放射線治療が有効であるとの説明がありました。

講義の後に活発な質疑が行われ、仁田まさとし市議は「理学部系の人材が医学、とりわけ『がん対策』に貢献する可能性」について質問。中川准教授からは「医学物理士」の医療機関への配置やそのための大学の理学部での養成コースの設置の必要性等が述べられました。

これまでも公明党横浜市会議員団は、議会において「がん対策」の総合的な取り組みを主張しており、放射線治療や緩和ケアの充実、疫学的な観点からの「がん登録」の推進などを訴えています。