■ 高齢社会の住みよいまちづくり

　商店街活性化の取組みでも成果が知られる高松丸亀町商店街を訪問し、同振興組合が取り組む“まちバス”について視察調査ました。
　これまで、ターミナル駅である高松駅からの誘客機能として南北に走らせていた“まちバス”を、公共施設や主要医療機関などと居住地域を結ぶ移動手段として東西にルートを拡大し名称も「まちなかループバス」として運行しています。
　変更後の初年度は行政からの補助金を受けましたが、次年度からは補助金に頼らない採算路線となっています。
　「土地の所有と利用の分離」手法を用いた商店街全体の再開発についても意見交換し、高齢社会のまちづくりに大きな示唆を与える取り組みでした。