■ 市会常任委員会で視察調査

　7月13日から15日にわたり、横浜市会の建築・都市整備・道路委員会の行政視察が行われました。

　札幌の都心は、歴史的背景や地域特性により4地区にゾーニングされエリアマネジメントが推進されています。
　その中で今回は、商業の中心地として発展してきた大通地区のまちづくりの取組と平成23年に開通した札幌駅前通地区の地下歩行空間（約520m）の取り組みを調査しました。

　函館市内には、明治末期から昭和初期の木造住宅、明治中期のれんが造りや蔵造りの商店等の建物が多く残っていますが、それらの保全が大きな課題となっています。
　今回は地域と協働して都市景観形成等のまちづくりに取り組んでいる「NPOはこだて街なかプロジェクト」の活動を調査しました。

　青森県では、竣工後55年が経過し老朽化が進み耐震強度が不足している県庁舎を、40年程度を目途とする長寿命化と耐震性能を確保する改修を行っています。
　居ながらの上部階減築による耐震化などの取り組みを調査しました。

　また、県内の橋梁についてアセットマネジメントシステムやブリッジマネジメントシステムの構築や橋梁長寿命化修繕計画の策定・見直しなどの取り組みを調査しました。