横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■ 文化を通じて日中韓の3都市が交流(詳報)

 平成26年11月25日〜27日に、横浜市代表団の団長として中国泉州市を訪問しました。
 直後には速報をアップしましたが、年末にあたり、あらためて東アジア文化都市事業の閉幕となった「東アジア文化都市2014・泉州」閉幕式典・関連イベントに出席した模様の詳細をご報告致します。

<3市代表会談>
 成田空港から約4時間、到着した厦門空港から車移動で約2時間を経過して、訪問先の泉州市に入りました。
 間もなく、中国泉州市、韓国の光州広域市と横浜市代表団による3市代表会談が行われました。
 泉州市の人民代表大会常任委員会の陳海基主任(議長)、韓国光州市東アジア文化都市促進委員会の鄭東采委員長の挨拶の後、横浜市を代表して私より挨拶しました。
 会談では、これまでの文化交流事業の取組みや今後の交流について意見交換が行われました。

 会談を終え、各市との記念品交換となりました。

<陳海基主任主催晩餐会>
 3市代表会談に引き続き、人民代表大会の陳海基主任が主催する晩餐会が行われ、今後の交流継続などについて意見交換しました。

<海上シルクロード プロジェクションマッピングのオープニング>
 晩餐会の後、若手アーティストによる創作活動が行われる主要な拠点となっている源和1916創意産業園にある旧製粉工場跡地で開催されたプロジェクションマッピングに参加しました。これは、翌日から始まる海上シルクロードフェスティバルの開催を記念として前夜に行われたのもので、開会を告げる舵取りに代表で加わり、オープニングとなりました。

<東アジア文化都市日中韓書画連展>
 中国ヒン台縁博物館で「東アジア文化都市日中韓書画連展」が行われました。中国国内からの多数の著名な書道家とともに、光州広域市、横浜市からも書家の代表が参加し行われたオープニング式典に参加し、作品を鑑賞しました。横浜市からは、同行した書道家の川口流坡氏、桟敷東石氏による作品をはじめ39点の作品が出展されていました。

<文化施設の視察>
 泉州市が海上のシルクロードとして役割をはたして来た歴史が刻まれている九日山、老子・孔子象で有名な老君山や開元寺などの歴史ある文化施設を視察しました。



 福建省でも最大規模の仏教寺院である開元寺にある双塔のうち、西塔の名称が「仁寿」塔とは!
 とても親しみを持ち、思い出深い場面でした。

<泉州市副市長主催晩餐会>
 11月17日に行われた横浜市のクロージング式典に来浜された泉州市の林万明副市長と再会し、当時の振り返りなどを交え親しく懇談しました。
 夕刻から林副市長主催の晩餐会でも、その後に臨む閉幕式典や今後の交流について活発な意見交換となりました。

<閉幕式典&公演>
 泉州市東アジア文化都市閉幕式典となる海上シルクロード国際芸術祭が、4000人以上収容の泉州海峡体育センターにて盛大に開催されました。これには、中国文化部副部長、福建省副省長、中国共産党中央委員会泉州市書記、泉州市長はじめ市政府幹部らが出席されました。
 光州広域市の鄭委員長挨拶の後にモダンダンスが披露されました。
 次に、横浜市を代表して私より挨拶を行い、登場するアーティストを紹介しました。
 尺八(村松湧太氏)、ピアノ(佐々木聖也氏)、パーカション(三矢真之氏)のコラボレーションによる演奏は多くの観客を惹きつけるものでした。

 次に、泉州市の黄書記による閉幕挨拶などがあり、力のこもった公演が披露されました。

 最後に、出演者全員とステージでフィナーレを迎えました。

<取材の連続>
 これまでの公式行事や文化施設の視察先で、次のような新聞社やテレビ局などから多くの取材を受けました。
 泉州ラジオ・テレビ局、福建テレビ、海峡テレビ局、泉州晩報、東南早報、海峡都市報
 泉州市のこの事業への力の入れ方の一端を感じました。