横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■ 南相馬市は3年ぶりでした

 福島県訪問の3日目となる4月16日、南相馬市を訪問しました。議会内で、平田武議長、志賀稔宗・土田美恵子両市議(公明)から歓迎の挨拶があり、私より答礼と感謝の挨拶をしました。

 南相馬市当局より「南相馬市の現況と復興に向けた課題」について説明を受け、意見交換しました。
 地震、津波、原発事故により、死者1,088人、津波により耕地面積の約3割が流失・湛水する等甚大な被害となりました。
 特に、市内が「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」にしてされており、復興への取り組みを難しいものにしていますが、除染作業による除去土壌等の仮置場の設置が少しずつ進んでいます。
 沿岸地域の新たな土地利用計画では、住宅の集団移転、防潮堤・防災林、メガソーラー、風力発電、工業団地や植物工場などが予定されています。
 平成24年10月には福島県が南相馬市に福島県環境騒動センター(仮称)の一部研究施設の立地を決定。平成25年3月には植物工場が完成し、生産が開始されています。

 常磐自動車道は平成26年度内(一部はその後)の併用、JR常磐線は平成26年度春の運行再開の方針で進められています。

 その後、福島第一原発から20km圏内の小高区、20km〜30km圏内の原町区、30km以上の鹿島区沿岸を視察しました。
 陸前高田市気仙沼の「奇跡の一本松」は有名ですが、南相馬にも「奇跡の一本松」が立っていました。

 市内にある東日本大震災慰霊の碑に献花をしました。

 東日本大震災より一月半後の4月26日に、少しでもお役にとの思いで支援物資を車に詰め込み南相馬市に入ってから3年ぶりの訪問でした。