横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
Top > アクション&コラム > 平成23年度アクション&コラム >1年を経過した被災地・名取市へ

■ 1年を経過した被災地・名取市へ

 3月10日と11日に、大震災の発生から1年を迎えた被災地、宮城県名取市を訪問し、同市議会の星居敬子議員、菊池忍議員とともに現地調査を行いました。

 名取市の美田園第一応急仮設住宅と集会場では、ご家族を亡くされる中奔走されている高橋義夫自治会長と、津波被害の状況や仮設住宅での課題とその対応等について意見交換しました。これまでも閖上(ゆりあげ)地区の町内会長を永年にわたり務めてきた経験から、大きな被害となってしまった3つの要因が示されました。
 また、震災当日の状況や仮設住宅設置に至る経緯、さらにはコミュニティー形成への様々な工夫など大変有意義な意見交換となりました。

 日和山に隣接する「ゆりあげ港朝市」会場で、3.11復興イベント「ゆりあげの集い」が開催されました。

 閖上地区全体が津波により壊滅的な被害となり、「ゆりあげ港朝市」会場も失われてしまいましたが、協同組合の努力で会場を移し2週間後には復活を遂げました。陣頭指揮で奮闘してきた桜井理事長は「まず、僕らが元気になって復興するしかない」と思いを語っていました。また、復興仮設店舗ではこの2月に閖上さいかい市場がオープンしました。

 1年目を迎える3月11には是非、旧ゆりあげ港朝市会場でイベントを開催したいとの強い思いから「ゆりあげの集い」が実現したとのことです。
 私は、その場をお借りし、名取市内の小学校新一年生に、細やかなプレゼントを贈呈しました。

 その後、日和山に登り、犠牲になられた方々へのご冥福をお祈りしました。