横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。

平成15年4月1日

横浜市長 中田 宏 様

公明党横浜市会議員団
団長 大滝正雄

イラク難民への人道支援に関する申し入れ

 米英などによるイラク攻撃が始まり、12日間が経過しています。
 平和的解決という国際社会の切実な願いにもかかわらず、イラクへの武力行使という最
後の手段に至ったことは極めて残念であり、悲しむべき事態であります。2月には平和的
解決への努力をもとめた意見書を、横浜市会の総意で国へ提出したところであり、一刻も
早く軍事行動の終結と事態解決を強く望むものであります。
 わが党はこれまで、神崎代表がアナン国連事務総長に直接会うなど独自の外交努力を
展開してきました。また、浜四津代表代行が、ジュネーブの国連難民高等弁務官や赤十字
国際委員会と日本のできる人道支援についての意見交換や、イラク国境に近い難民キャ
ンプを訪れ視察してきました。帰国直後に小泉首相へ、国連難民高等弁務官事務所(UN
HCR)や世界食糧計画(WFP)等の国連機関への財政支援などを含む、人道支援に関す
る緊急の申し入れを行いました。
 横浜にその日本事務所を持つWFPは過日、イラク危機に対応して大規模な食糧援助活
動を行うため、人道支援アピールを国際社会に表明しました。
政府は既に、WFPを通じて難民への緊急食糧援助を行うと公表しています。
また、政府専用機による援助物資の輸送も始まっております。
 今こそ、ピースメッセンジャー都市である横浜市は、人道支援に積極的に取り組むべきで
あり、次の通り強く申し入れます。

 1.WFPの緊急アピールに呼応し、関係する国際機関との連携を密にして積極的な国
際貢献に取り組むこと。
 2.国際都市・横浜の市民に対しても、WFPの緊急アピールの主旨を踏まえ広報に努め
るとともに、市民・企業・NGO・NPOなどとの協働による人道支援への寄与を図ること。

以上

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