横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。

8.「国民読書年」について

 

今年は、国会の衆参両院の全会一致の決議を経て、制定された「国民読書年」であります。
近年、子どもの活字離れが叫ばれたり、青少年の読解力の低下が指摘されており、この改善を図るために平成22年を 「国民読書年」として、国をあげての読書活動の啓発を推進するものであります。
しかし、昨年末の国による事業仕分けにおいて、「子どもゆめ基金」が廃止となり、子どもの読書活動を推進する団体等からは不安の声が聞かれます。
 我が党が主導した「子どもの読書活動の推進に関する法律」や、「文字・活字文化振興法」の制定を契機として、学校での「朝の全校一斉読書」や、家庭や地域、学校などでの「読み聞かせ」の機会の充実によって、読書活動も着実に活性化が図られていると考えております。「国民読書年」である本年は、まさにこの読書活動のさらなる充実や新たな取り組みを推進すべき年と考えております。

  1. 「読書」の意義と「国民読書年」の取組についての市長の認識はどのようなものか伺います。
  2. 「国民読書年」の取組を、学校にどのように進めていくか、教育長に伺います。

 有名な歴史家、アーノルド・J・トインビー博士の言葉に、「われわれは、歴史をして繰りかえさせるべく運命づけられているのではありません。つまりわれわれ自身の努力を通じて、われわれの順番において何らかの新しい、先例のない変化を歴史に与える道がわれわれには開かれているのであります。」とあります。
「非常事態に直面した」横浜市にあって、「知恵は現場にあり」との共通認識に立ち、先例のない厳しい道を希望へと切り開いていくべく、大いなる真摯な議論と、具体的な施策の展開を表明し、公明党横浜市会議員団を代表しての質問を終わります。

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