横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。

5.高度医療である「重粒子線がん治療」について

 

横浜市立大学は、「がん治療の質の向上により、地域医療そして世界のために貢献する」という理念のもと、放射線科の井上教授が中心となって、15年度からこの重粒子線治療について研究をはじめ、人材育成などを含め、総合的に取り組んで来られました。
 また、県内唯一の公立大学の医学部を有する横浜市立大学は、市民に高度かつ先進的な医療の提供を行っていることに加え、附属2病院以外の市内医療機関に従事している医師が500人を超えるなど、その存在自体が市域・県域での要となっています。したがって、横浜市としても、横浜市立大学の持続的な発展のために様々な研究活動への支援が必要であり、その一つが井上教授をはじめとした諸先生方の重粒子線治療についての研究であると思います。

  1. 重粒子線がん治療に関する横浜市立大学の教育研究において、今後、横浜市としてどのようなことを期待するのか、伺います。
  2. 県の重粒子線がん治療施設の持続的な運営のため、横浜市としては、人材確保を含め、どのような課題があると考えているのか、伺います。
  3. より良い医療を提供するため、重粒子線がん治療施設の実現に向けて、市長自らがどのように取り組んでいくのか、市長の考えを伺います。

重粒子線がん治療は未だ保険適用外となっており、300万円ほどの高額な費用がかかります。がんを患った時に、気軽にこの治療が受けられるよう、できるだけ早く保険適用となるように、横浜市として国に要望することも検討してほしいと思います。
 市長には、重粒子線がん治療について、ぜひ積極的に対応していただくようお願いして、次の質問に移ります。

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