横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。

2.今後の財政運営について

 

市長は、極めて厳しい財政状況を直視し、緊急避難的に市債の増額発行を決断されました。
 市長選挙における公約であった、市債発行額の対前年度比5%減は、実現できなかったことになりますが、これだけ市税が減収する中で市民の生活を守るためとの決断だったと思います。しかし、将来にわたり持続可能な財政運営が必要不可欠であることは変わりません。

  1. 民間企業の経験から市長は、公約に掲げた市債の発行抑制をはじめとする財政規律の維持や、持続可能な財政運営について、今後、どのようにすすめるお考えなのか、伺います。

22年度予算案では、もうひとつの緊急避難的な財源確保策として、財政調整基金を27億円活用することにしています。その結果、22年度末のその残高は約94億円で、10年度末以来、12年ぶりに100億円を切ることが見込まれています。
 一方、中期財政見通の中で、少なくとも23年度は、22年度と同じくらい厳しい状況が続くことが見込まれており、市内経済が立ち直るためには、引き続き必要な施策・事業に基金を活用することが求められるのではないかとも思っています。

  1. 残高が減少してきている財政調整基金の今後の活用について、市長の考えを伺います。
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