横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■若者の就労支援策の充実に向けて

12月18日、京都若者サポートステーションを訪問し、事業内容を調査しました。就労に様々な困難を抱える若者への窓口相談から専門相談、就労支援セミナーや見学会など、働く前の準備をするところがサポートステーションです。子どもの自立に悩む保護者の方への相談や交流会等も行っています。京都市のサポートステーションは平成18年10月に開設されて以来、61人が進路を決めています。

20年度より、社会全体で支援するため地域若者サポーター制度が創設されました。サポートステーションや青少年活動センターとの協力を図り、地域での支援や普及活動を行う個人サポーターが45名誕生しています。3年で350名を目指すとのこと。また、12月から団体・企業サポーターの登録募集を始めており、12月18日現在で8団体が応募しています。

これに先立ち16日には、よこはま若者サポートステーションを視察しました。平成18年12月に開設され、現在、毎月700名前後の利用者数があり、平成19年度には80名が就労に至っています。横浜市では、ひきこもり状態から就労に至る支援を、横浜市青少年相談センター、地域ユースプラザ、そしてよこはま若者サポートステーションからなるユーストライアングルを有機的に活用し進めています。

出口となる企業側のさらなる協力や、労働力を媒介するシステムの構築などの課題について、意見交換を行いました。